Vortex CORE VTG-4700 Series VTG47REDBEG
台湾のVortexというメーカーの極小メカニカルキーボード『CORE VTG-4700』シリーズのCherry MX 赤軸搭載モデルを買いました。US-ASCII配列で47キーしかなく、通常のキーボードの40%サイズという小ささです。microUSB接続なので、USB-Cしかない昨今のPCだとちょっと苦労しそう。これくらいの大きさのBluetooth接続メカニカルキーボードがあればいいのですが。
ぼくはふだんはFILCO Majestouch MINILA US67キーの赤軸モデルを使っており、スイッチがこれと統一されています。なので、タイプ感は同一です。違うのは67→47と20個も圧縮されたキー配列です。少ないキーとFn/Fn1/Pnと3つ用意されたファンクションキーを組み合わせて入力していく感じになります。
ファンクションキーと数字キーがFn1キーとのバインドになっており、ふだんshiftキーと一緒に押下する記号の類いは shift-Fn1 を押しながらになるので、3つのキーを同時に押すことになります。一応キーの下側面に表示されています。
Fnキーを除く全キーがリマッピング可能となっていて、公式のWebツールや第三者の作った非公式なWebツール(※後者のほうが使い勝手が高いです)でマッピングして、ここで作った .cys という拡張子のバイナリファイルをキーボードの持っているマスストレージ領域に置くとリマッピングができます。マクロ機能も持っていますので、右altキーに alt-` のバインドを置いて漢字キーにする、といったことも可能です。
キーボードのマスストレージ領域にアクセスするにはいったんUSBケーブルを外して、Fn-D キーを押しながらUSBポートに繋げるとアクセスできるようになります。ここにツールで作った .cys ファイルを置くわけです。
Fn1とPnキーを入れ替えたほうが、左親指でファンクションキーを押しながら入力すると数字記号類、となって入力しやすいような気がします。Pnキーはあまり使わないので、右小指でも大丈夫でしょう。キートップもそのまますげ替えられます。
また、L0~L3の4つのプロファイル機能を持っておりまして、WindowsとMacでプロファイルをわけておくということも可能です。Fn-M ~ shift のキーで切り替えが可能で、L0以外のプロファイルのときは左スペースキーのところにあるLEDが光ってどのプロファイルか分かるようになっています。