ThinkPad 220のHDDをFlash化する話
当初、CF-IDE変換で試していたFlash化ですが、この変換基板自体に手を加えないとブートしないということが分かってきました。ジャンパ線を飛ばして通電回りを調整してようやく動くかも、という製品のようです。
それだとちょっと難があるので、もう少し容易にブートできそうなSD-IDE変換を試してみることにしました。
こんな感じの製品です。Amazonなどにあります。SDカードはPanasonicの128MBで試しました。
VMwareに物理ディスクとして認識させてDOSのインストールなどを試みましたが、そのまま本体に挿すと起動できません。I9990305エラー(BIOSがディスクを認識できない)を吐いたり、単純に Error! とだけ出たりします。Error! のほうはどうやらMBRを読み込めていないエラーのようです。
で、これを解消する方法なのですが、ディスクの後ろのほうに拡張DOS領域(論理ドライブ)を作ります。先頭に基本DOS領域を80MB、後方に48MBぶん拡張DOS領域を確保して、ダメ元でMBRに MBM というブートマネージャを組み込んでみました。80MBなのは、元が80MBのHDDなので、いわゆる 容量の壁 問題で認識できないということはないだろうと。
これで挿してみると、ようやく本体側でMBMのブート画面が拝めました。
VMware側でWindows 3.1を導入しておいたので、win コマンドでWindowsも起動できることを確認できました。