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Samsung DeXでGalaxy Tab SシリーズのWQHD画面を活用する方法

Date.
2021-01-13
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SamsungのGalaxyファミリに広く搭載されている『DeX』というデスクトップ環境ですが、複数のアプリをウィンドウ表示できるのでゲームの周回をしながら他の作業をしたりするのに便利ではありますが、Galaxy Tab Sシリーズではいまいち画面解像度が広くなく使いづらいです(※下の画像はすでに広く設定した状態のものです)。

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いろいろ調べてみると、DeXが起動するとLCD Densityの設定が通常時(OneUI時)と違うものになっているようで、DeX起動時にUSBデバッグを有効にした上でPCから adb shell wm density 256 と打ってみると、DeX上の画面解像度が広くなりました。つまり、画面解像度の変更自体には対応しているようです。

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こんなときは『Tasker』(※有償)の出番です。

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Tasker利用のためのもろもろのadbコマンドなどを設定した上で、アプリ『Samsung DeX ホーム』のためのプロファイルと『OneUI ホーム』のためのプロファイルを計2つ作ります(アプリ一覧に同名のものが複数出てくるので、同名を全部選びます=いちばん右側にあるやつだけでいいかもしれません=)。

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そして、タスクの内容に以下のようなコマンドを入れたAdb Wi-Fi タスクを2つ作ります。

wm density XXX
wm size 1600x2560

ひとつには XXX を 256 にしたもの、もうひとつには 192 にしたものです。

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そして、DeX ホームのほうに 256 のタスク、OneUI ホームのほうに 192 のタスクを割り振ります。各タスクのEnable Debugging 設定もONにしておいたほうがいいかもしれません。これで保存しておけば、DeX起動時には lcd_density==256 に、OneUIに戻ったときには lcd_density==192 の状態になるはずです。

もしかすると、DeX終了時に“終了中”を示すSamsungロゴの画面でループしてしまうかもしれません。その場合は OS-D キー(※OSキーは検索マークのキー) や OS-Aキーなど(OS-Dキーはホーム画面の表示、OS-Aキーはアプリドロワーの表示)を連打しているとOneUIのホームに戻れるはずです。

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