Home

Lenovo ThinkPad T480sにWindows 11 ProとmacOS Big Surを入れた話

Date.
2021-07-27
Category.

前にSurface Proで見たような気もするのですが、ThinkPad T480sがWindows 10でブートできなくなりました。Windows 11の内部ビルドのUSBメモリからは起動できるので、Windows 10の問題のような気がします。

画像

ともかく、ブートしないことには仕方ないので、Windows 11 ProとmacOS Big Surを入れました。

Windows 11に関しては、設定からWindows Insider Preview Programを開始してDevチャンネルなどに設定すれば最新のビルドが降ってきますし、『Lenovo Vantage』を入れればドライバなどの更新が自動で降ってくるので安心です。ThinkPadのいいところのひとつですね。

macOSに関しては、UEFI BIOSが非常に素直な造りをしているので、『OpenCore』の設定を適切にしてあげれば素直に起動してきます。初期に必要なEFI領域のファイル群を置いておきます。

macOSのセットアップが終わると、Windows 11とのデュアルブート設定が必要になります。上記ファイルをSSD内のEFI領域に置いて、OpenCoreの起動画面からWindowsを選んでも起動できないはずです。SMBIOSなどの値がmacOSに最適化されているためです。

ですので、EFI領域に『BootloaderChooser』を入れて、〝Windows起動に最適化した〟『Clover UEFI』を起動させてからWindowsを選ぶと、Windows 11を起動することができます。このClover側からはmacOSは起動できません。EFI領域に置くファイル群は以下。先のファイル群に上書きしてください。

上記ファイル設置後、macOS側で『Kext Updater』などを使ってアップデートのチェックを行うこと、OpenCoreがアップデートした際は『OpenCore Configurator』などでOpenCoreの設定が狂っていないかを確認することを推奨します(OCはバージョン間で互換性のないアップデートを行うことがあります)。

ソーシャルメディア

Backspace Dev-Team 公式
@Backspace_Dev

お問い合わせ

このWebサイトについてのご意見・ご感想、記事についてのご質問、または執筆のご依頼などございましたら、こちらへお問い合わせください。

広告について

このWebサイトでは、Google Adsenseによる自動広告を実施しています。