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Apple/Beats Studio Buds - Black

Date.
2021-08-17
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Beatsの完全ワイヤレスイヤホンとしては2作目となる、Studio Budsを紹介していきます。前作Powerbeats Proと比べると大幅に小型化されました。

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SoCには同じApple W1チップを採用していると思われますが、このイヤホンはiPhoneなどのApple製品用というよりは、Androidデバイスとのクイックペアリングに重点を置いた設計となっています。製品キャッチコピー『ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤフォンで、臨場感あふれるサウンドを。』という表現のとおり、ANCを搭載しており空間オーディオ音源にも対応しています。

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iPhone相手でもAndroid相手でも、ペアリングボタンを長押ししてあげれば画面にポップアップでStudio Budsが表示され、クイック接続することができます。

このイヤホン、装着してからちょっと手前にひねって位置を安定させるのですが、イヤーチップのシリコン素材がさらさらすぎて滑りすぎるので、AZLA『SednaEarfit XELASTEC』に変えました。これで密着性が上がって音抜けもなくなります。

ボタン操作はデフォルトでは長押しでANCのモード切替(ANCあり→外音取り込み→ANCなし→...)ができ、他はクリックで再生と一時停止、ダブルクリックで次の曲、トリプルクリックで前の曲と、まあだいたいそのへんのイヤホンと同じ操作です。AirPods Proみたいな握り込む操作などはありません。

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また、石けん箱型のケースは他のApple製イヤホンと違い、ワイヤレス充電には対応していません。USB Type-Cケーブルのみでの充電です。

Apple Musicアプリで対応音源を再生すれば空間オーディオとして再生され、擬似的に音が前後から聞こえるような感覚を得られます。主にライブ音源などで役に立ちます。

Studio Budsということで、PowerBeats Proとは違った味付けの音作りをしており、どちらかというとスタジオモニタに近い感覚の音で音場が作られています。ちょっと低音が強めの(SHUREよりはWestoneのような)モニタイヤホンという感じです。ここはグラフィカルイコライザなどでいじれるわけでもないので、合わない人には合わないと思います。

ただ、2万円を切る価格設定でここまで盛り込んできているのは他社にとっては結構な脅威だと思いますし、コストパフォーマンスはとても高い製品だなと思いました。

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