BOSE Frames Tempoを買って、度入り調光レンズを特注した話
1月は筆者の誕生月なので、自分へのプレゼントとしてBOSEのスマートグラス『Frames Tempo』を買いました。在宅ワークやテレワーク時に周囲の音を聞きたい、というか主に自宅で来客などに気づかない現象を改善したく、耳を塞がないスタイルがよかったのです。
Shokzの骨伝導タイプのイヤホンなども検討したのですが、いまいちしっくりこなくて、BOSEを試聴してみたら結構低音域まで入ってきて、音としてそんな悪くないなと思ってこれにしました。目的としてまずAirPods 2ndくらいの音でよかったので、それよりも量感のある音を出してくれる点がよかったです。
筆者は常に眼鏡かコンタクトを使わないとならないレベルで視力が悪いので、購入前からレンズを度入りにしたいなと考えていたのですが、BOSEのスマートグラスの中でTempoだけはちょっと事情が特殊で対応してくれる店舗が限られています。Tempo以外ならJINSに行けば片側5,000円くらいで作ってくれるので楽です。
全国で10店舗ほどでしか受付できないのですが、対応しているパリミキが手近な場所にあればあなたは幸運にも交換レンズを作ってもらえます。
Tempoのレンズの場合は、両眼で合計37,400円程度からとそこそこのお値段にはなりますが、まあデジタルガジェットとしては全部合わせて8万円くらいで遊べることになるので、まあまあ安価なほうなのではないでしょうか。納期は2~3週間ほどかかりまして、筆者の場合は1月上旬に頼んで2月頭に受け取るような結果になりました。
どうしてこのようなことになるのかというと、Tempoの使っているいわゆるスポーツレンズというのは、レンズのベースカーブが大きいので度入りレンズでは加工精度が必要で、そのへんの眼鏡屋さんの機械では対応できず、外部の専門業者に発注する必要があるのです。また、使われているレンズもちょっと特殊なものになります。
スポーツレンズの度入り交換に対応しているお店であれば、加工を受け付けてくれる可能性があるので、一度聞いてみるとよいでしょう。
というあたりはまあ眼鏡屋さんで説明されると思うので、実感想を挙げていきましょう。
調光レンズは暗いところでは見ているものの輝度を上げ、明るいところでは輝度を落としてくれるので、太陽光下で眩しいというシーンがかなりなくなります。あと、暗い道での視認性がかなり上がります。これ結構すごいことだなと思いました。ふつうのサングラスだと夜は真っ暗になってしまうので。
と、レンズだけでもスマートなシステムになっているのですが、そこにBOSEのイヤースピーカーとしての技術が加わります。グラスの〝つる〟(テンプル)の部分から耳穴にだけ指向性を向けたスピーカーが仕込まれていて、オープンイヤーでもイヤホンをしているようなサウンドが聞こえるようになっています。また、マイクアレイも持っているのでBluetoothでリンクしているスマートフォンの通話用にも使えます。
グラスと利用端末とのペアリングはボタンを長押しして行います。専用アプリ『Bose Music』で接続デバイスの管理も可能です。が、マルチポイント接続には対応していないので、常に1:1での接続になります。接続アプリは『Bose Connect』ではないので、間違わないようにしましょう。
ちょっと変わったスマートな操作体系として、右側のテンプル上側を頭の前後方向にスワイプすると音量の調整ができます。他は右側のテンプル下部のボタンを押して再生コントロールや通話に出たり切ったりをします。この辺の操作体系は最初は説明書を見ながら覚えればいいですし、他のイヤホンとも似通った操作体系なのですぐに覚えられると思います。
ちなみに装着は他のスポーツサングラスと一緒で、耳のところに掛けるのではなくそのもうちょっと上、こめかみの上部をかするくらいの位置で頭を挟み込むようにするのがコツです。耳のところに無理に掛けると挟み込む力が強いので頭痛の原因になり得ます。
これをつけて街を歩くと、外音も明瞭に入ってくるのにずっと耳元には立体的なスピーカーの音がついてくるので不思議な感覚があります。大げさに言えば映画のようにずっと音楽が入っています。
音漏れは、正直なところあります。音量30%くらいに絞ってあれば他の人にはほとんど聞こえませんが、50%あたりになると電車の隣の人に聞こえるくらいのレベルになります。なので、テンプルをスワイプして音量を変えることが結構多くあります。
