ハドソン産業/IMI Jericho 941 (SV)
その特徴的なマズルフェイスから、数多の映画で使われてきたシーン映えの王者・ジェリコですが、これをエアソフトガンとしてモデルアップしたメーカーは既に廃業済みのハドソン産業だけです。この製品を最後に、市場からいなくなってしまいました。
筆者は映画『MATRIX』の敵役、エージェント・スミスの愛銃という印象が強いのですが、これは誰に聞いても違う答えが返ってくるので、割とマイナーなほうなのでしょう。本当にたくさんの映画などで使われていて、今この銃がMAGNA-RやSYSTEM-7などで蘇ったらどんなに素晴らしいことかと思います。
その突飛な見た目から工廠のIMIオリジナルと思われがちですが、この銃のルーツを辿るとCz75に行き着きます。フレームがスライドを包み込むデザインや数々のファンクションにその名残をとどめています。東側の銃を西側で改良すると、こうなるようです。
さて、このハドソンがリリースした当初はブラックのHW樹脂だったのですが、これが〝箱出しで動かない〟という迷銃っぷりで、ユーザーが様々な調整をせねばなりませんでした。今回のシルバーや他のラインアップのツートンなどはそのあたりが改善され、箱出しでもかろうじて動作するような状態になっています。
まず、スライドが渋くて結構な力を入れて動かさないと通常分解もできません。また、引いたあとのリターンもゆっくりで、バネの弱さを感じます。マガジンのガス漏れもあったので、まずはここから修理開始ですね。

