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東京マルイ/FN P90 Plus

Date.
2023-05-27
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東京マルイはここのところ電動ガンの内部機構を大きく手直ししているようで、メカニカル式だったトリガーを電子式(FET回路)へ変更したり、長らくニッケルカドミウム(NiCd)やニッケル水素(NiMH)電池を使ってきた電源をリチウムポリマー(LiPo)電池へ変更するなど、意欲的な改修を行っています。

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『P90 プラス』と名付けられた本作は、FN社の法執行機関向けPDW『P90』をモチーフに東京マルイが2000年代初頭に発売したスタンダード電動ガン『P90』シリーズの最新作となります。2022年発売の次世代電動ガン『MP5 SD6』で採用された電子式トリガー(FET)とマイコンによる電気系統の監視システム『M-SYSTEM』を『プラスシステム』と改称して採用し、新たに電源としてリチウムポリマー電池(MS LiPo)を追加した『電動ガンプラス』シリーズの最初の製品です。

つまり、次世代電動ガンシリーズではなく、あくまでもスタンダード電動ガンとしての『P90』シリーズに『プラスシステム』を搭載した、電動ガンプラスシリーズとなっています。これは、従来型電動ガンシリーズと互換性があるということを意味しており、今回のP90プラスも過去のP90シリーズと金型はほぼ共通しておりパーツ互換があります。また、名称には入っていませんがモチーフの実銃としては『P90 TR』であり、通常のP90ではビルトインのドットサイトがあるアッパーフレーム部分がエマージェンシーサイト付きの3面ピカティニーレールに変更されたTRモデルであることに注意が必要です。

特に大きく変更されたのは次の3点です。

  • アルミ切削方式で製作された新型フラッシュハイダー
  • 本体カラーが成形色ではなく塗装のある状態となった
  • FET回路による電子トリガーとリチウムポリマー電池が採用された

フラッシュハイダーは現行のP90と同じ、ガス抜きのため彫り込みとホールが追加された最新型に準ずる形状を、これまでのような亜鉛合金の鋳物ではなくアルミ合金を切削加工した少し豪華な仕様になりました。また、イモネジで留めていた従来品と違い、Oリングのテンションで安定して固定できるようになっています。今までならサードパーティのカスタムパーツだったようなものを標準で追加していることになります。亜鉛合金である部分とアルミ切削である部分のシャープさの違いは明確です。

電子トリガーを含むメカニカル系統は従来品に組み込めるほど形状自体は共通しているので、ピンクの成形色が特徴のアニメコラボモデル『Ver.LENN』のような限定モデルをアップグレードするのにも使えるかと思います。

アッパーフレーム部分もほぼそのまま換装できるのですが、P90プラスでは通常版P90と比べるとインナーバレル先端に作動時の軸ブレを防ぐためのOリングが組み込まれているので、このあたりは組み替える必要があります。

P90の特徴としてフルオート時にもトリガーを浅く引くことで単射、深く引くことで連射にすることができますが、この部分のフィーリングが若干変更されていて、単射時の引きが浅く、連射時の引きが深くなっています。また、トリガーフィーリング自体もFET回路の恩恵で非常に軽快になっています。

東京マルイ純正のリチウムポリマー電池『MS LiPo』は、他のよくあるリチウムポリマー電池と違ってバランス充電を行う必要がないです。ないというか未対応です。なので、専用の充電器を用意する必要があります。チェッカーも専用です。これらを一式揃えると3万円くらいになってしまって銃本体の実勢価格より高くない???? ってなるのですが、ここは一応考慮されていて、従来のニッケル電池も使えるようになっています。メカボックスから伸びるバッテリーコネクタに、最初からニッケル電池用の変換ケーブル(ミニタミヤコネクタ)が付いた状態で出荷されています。つまり、純正のMS LiPoを使う場合はこの変換ケーブルを外して使います。

発射サイクルはもちろんMS LiPoのときがもっとも速く 、初速も速い傾向がありますが、ニッケル電池でも双方かなり出ます。このあたりもFET回路による電力ロスカットの恩恵のひとつだと思います。暴走を防ぐ安全装置も『プラスシステム』側で持っているので、今後コネクタ互換のサードバーティ製バッテリーが出てきたとして、それが最悪暴走しても容易には暴発しないようになっています(そのはずです)。

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