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Moondrop (水月雨) 夢回II Golden Ages:2

Date.
2026-06-25
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Moondropのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン『Golden Ages:2』を買いました。Space Travel 2 Ultraの上位版。13mmオーバーの平面磁界ドライバとフィードフォーワード方式のアクティブノイズキャンセリングを搭載しています。

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ケースにはカセットテープのイラストが入っています。落書きみたいなので要らないよ派のみなさまのために、PUレザー製の保護ケースが標準で同梱されています。

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外箱が何かのコラボイヤホンなのかというくらい大きくてびっくりしましたが、Moondropらしい女の子のイラスト入りというだけでコラボではないです。

LDAC対応のプレイヤーのためにLDACにも対応しているこのイヤホンを購入したのですが、LC3やHuawei系由来のLHDC Vなどにも対応しており(最近、PixelファミリがAndroid 17でこのコーデックに対応しました)、Hi-Fi readyなイヤホンとなっています。

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イヤホン本体は、Moondropお得意の角張ったフィンとドライバ部から生える浅めのイヤーパッド(ノズル)で構成される、右側のSpace Travel 2 Ultraで見慣れた形状です。

iOS/Android向けの『Moondrop Link』アプリから設定を調整することができ、再生コーデックはここで指定しておきます。iPhone上でLDAC設定を有効にできるわけですが、iOS側が対応していないので当然使えません(iOSでは実際に使えるのはAACオンリーです)。

プリセットをPop/Reference/Monitorから選べますが、ドライバの性能を使い切るならReferenceにしておくのがよいように思います。イコライザやDSP設定はいわゆるハイレゾコーデックを使っているときは使えないので触らなくていいです。必要なときはプレイヤー側で弄りましょう。

こういった設定変更はOS側とBluetoothのペアリング設定をしなくてもできますが、イヤホンのファームウェアアップデートだけはペアリングが必要なようです。

ノイズキャンセリングの設定はこのイヤホンでは切っておくといいように思いますが、使いたい人向けに書いておくと、Appleやソニー、BOSEなどの3万円オーバーのイヤホンに付いているノイキャンと比べるとおまけ程度の性能です。外音と逆位相の音を流すことで音楽のディテールを殺してしまう可能性を考えるとオフでもいいのかな、という感じです。

空間オーディオ(スペースオーディオと表記されています)は、解像感は少し犠牲になりますが首振りに追従するなど本格的で、リスニング環境がミニシアターくらいの空間に拡張された感覚が得られます。基本的にはオフで、使いたいときだけオンにする運用でよいと思われます。

音の設定ができたところで、イヤホンを収納したケース背面のボタンを長押ししてペアリングモードに入れ、プレイヤー側とBluetoothペアリングをしましょう。スマホから聞く場合はスマホとペアリングするだけでよいです。

高音部の粒立ち感はMoondrop全般の特徴ですが、Space Travel 2 Ultraと比べると特に違いを感じるのが低音の明瞭さです。強いわけではありません。ただ、鳴っている主張がきちんとあります。中高音部でも繊細な音がきちんと鳴っているのは平面磁界ドライバらしい仕上がりです。上から下まで特に〝強い〟と感じる部分のない、モニタっぽい音の傾向を感じます。3BA構成のフルレンジユニットくらいの解像感を1万円ちょっとのイヤホンが慣らしてくれます。3~4万円くらいのイヤホンと勝負して負けはしないだろうと思います。

Space Travel 2 Ultraは、良くも悪くも特筆すべき点のない、オールラウンドで優秀なイヤホンなのですが、Golden Ages:2はそれをベースにさらに解像感を高く、音楽の艶っぽさを感じさせる仕上がりになっています。LDACなどのハイレゾ設定を切ると使える、イコライザーやDSPの設定を弄ることで、この傾向を変えて別の味付けを楽しむこともできるでしょう。

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