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Palm Ventures Group/TCL - Palm Phone (Gold)

Date.
2020-01-09
Category.

音声通話用に使ってきたXperia SXのバッテリー持ちがいよいよ怪しくなってきたので、Palm Phoneの新色Goldを代替にしました。普段使いの音声SIMが挿さって050plusが使える小型機なら何でもいいのですが、そう選択肢は多くないので。

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Android 8.1搭載の小さいこと以外なんの変哲もない超小型機ですが、Palmというブランドが一定の年齢層のガジェットオタクには刺さるんじゃないでしょうか。ぼくもそのクチです。Palm Treo Proまで付いていった人間です。

Palmのブランドは今はもはや中国TCL集団の一部となっていますが、同じくTCL傘下のBlackBerryと同じようにハードウェア開発に対する自由度は高いらしく、非常にユニークな端末をリリースすることができています。

よそでは誰も3.3インチの携帯電話を今更作ろうとはしないことでしょう。それをやってのけた上で一定の実用度があるというのはすごいことで、深圳の有象無象の無名な携帯電話(山寨機)とは違うんだぞという主張があります。これ、MediaTekのよくわからないエントリー向けSoCじゃないことは素晴らしいことだし、筐体の仕上げも細かく手が入っていて、きちんと信念を持って開発された感があります。

Palmらしさがどこにあるかと言うと定義が難しいのですが、手のひらに収まるスマート端末という点においては完全にPalmです。なにせ3.3インチしかない、いやPalmの時代では3.3インチの大画面ですので、ホームのUIや操作体系にも工夫が凝らされていますが、アプリを開いてしまえばほぼPureなAndroidです。このあたりが評価の難しいところ。なお、画面解像度としては720*1280pxのHD画面です。

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純正のレザーケースも買いました。ストラップがネックとリストの2種類付いていていいなと思ったんですが、ネックストラップは金具が少々外れやすく実用面では不安が残る感じ。リストストラップは金具が固定できるんですが。ケース自体はPUレザーで厚みもしっかりあり、保護性能はそれなりに高そうです。

ストラップ部の安全設計を無視して末端を縛ってしまうと、本体の落下に対しては安全になるので結局そのようにしました。

Mophieからバッテリーケース『juice pack for Palm Phone』がリリースされており、日本でも1月中旬から(※2月下旬?)扱いが始まるようなのですが、これはもしかすると必須アイテムなのではというくらいには、バッテリー稼働時間はプアです。juice packでバッテリー稼働時間を3倍くらいにできた上で、Qiによるワイヤレス充電が可能となります。

これくらいの大きさだとちょっとコンビニへ買い物に、というシーンでも持ち歩きやすいので、QR/バーコード決済系アプリを入れておくと非常に便利です。NFCがないのでGoogle PayのVISA Touch機能は使えないのですが、ここら辺の実装は次のハードウェアに期待ですね。NFCが載ってればさらによかったと思うので。

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