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Lenovo ThinkPad X280 - 20KES2E600

Date.
2020-06-26
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テレワーク需要に向けたセールで安くなっていたThinkPad X280のベースモデル的なやつを買って、LCDを速攻で1920x1080pのFullHD IPSタイプに換装しました。LCD部材はX240以降X280まで共通のeDP接続なので、値段もこなれていてLenovoでCTOするよりだいぶ安いです(※セールモデルはCTOできませんが)。

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あと、英語キーボード(US-ASCII)への換装とWWANカード(Fibocom XMM7262 L830-EB)の増設をしました。どちらも部品はAmazonやヤフオク! などで豊富に流れています。ThinkPadはWLANやWWANのホワイトリストがあるので、適合部品を買わないと起動できないのがめんどくさいですね。

ぼくはLCDベゼルの太さをあまり気にしないので、ベゼルが細くなった代わりにちょっと大きくなったX390よりも、断然のフットプリントの小ささを取りました。X390はCPUの世代も同一だしね。最近のCore iは不作続きで第6世代以降にはあまり変化がないのもあって、他メーカーを含めいろいろ見ても決め手に欠けて第10世代のPCにはあまり興味がわきませんでした。本音ではAMD Ryzenがよかったですね。

歴代のThinkPad Xシリーズの中で最薄と言って過言でないX280ですが、実際に使用していて薄さを実感するシーンは少なく、むしろ軽量化されたことのほうが意識させられます。ちょっと片手で持ち上げたりしたときに、あっ軽いなって思います。薄くなってもキーボードには妥協していなくてこれまでどおりの打ち心地なので、余計薄くなった感がないんですね。ふつうのPCは薄くなるとキーボードも薄っぺらに感じられるようになるのですが。

便利になった点は、USB-C/Thunderbolt 3への対応ですね。ACアダプタも周辺機器もMacと共用できる。べんり。65W USB-C ACアダプタが付いてきますが、45Wのものでも足りるようです。

細かなところでは、TrackPointのセンター(スクロール)ボタンにあるドットパターンが、青色から無色に変わりました。とうとうIBMのBig Blueカラーの名残がすべて消えたということになります。しかし、何がなくなろうと今でもThinkPadであり続けていて素直にすごいと思う。

TrackPointは、ぼくはもうMacにスイッチして15年近く経つのにもかかわらず、今でもそれがあれば自然に細かな操作ができるエルゴノミクスさで、とてもよくできたデバイスだと思います。下にくっついているトラックパッドも動きは非常にスムーズなので、使う場面に応じてどちらを使っても使いづらいということはないです。

本体を開けたとき見えるLenovoロゴは非常に小さく黒い刻印で、天面からはLenovoロゴは消え去っていますが、起動時のLenovoロゴはThinkファミリ用の赤いロゴなので、今ThinkPadを起動してるんだぞという気持ちになれます。第8世代Core iの成果もあって一瞬しかロゴ出ませんが。

そういえば、外装のピーチスキン塗装がなくなって、今までの灰色がかった黒からさらさらとした漆黒の墨色となっています。経年劣化しづらくなって、こちらのほうがよいと思います。また、本体底部がくさび形になっているので〝箱〟感は少ないです。MacBook Airを無骨にミルスペック対応にすると、きっとこうなるんでしょう。

X390がリリースされて、とうとうThinkPadからも12インチという小型筐体が消えゆくのだなあと思っていましたが、X280はなかなか公式からも消えないので、まだまだ棲み分けていくのでしょう。小さなThinkPadがお好きな方には本当におすすめできる1台です。

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