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HP 200LXのフレキシブルケーブルを導電塗料で補修した話

Date.
2020-12-23
Category.

HP 200LXのキーボードとメイン基板はフレキシブルケーブルの接点で間接的に繋がっていて、この接点が摩耗して一部のキーが入力できないときがあったりしていたのですが、とうとうON/OFFボタンが使えなくなったので、フレキの接点を補修しないとなーと思って、導電塗料で修復しました。使った導電塗料はこちら

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パターンどおりにマスキングテープを貼ります。櫛形の縦方向は0.5mm幅くらいなので、マスキングテープをそれくらいに切って根気よく貼ります。横方向は簡単。そして、そこによく練った導電塗料を楊枝の先などで塗っていきます。

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塗り終わってこんな感じ。自然乾燥だともうちょっと丁寧に塗ったほうがいいのですが、今回はドライヤーで強制的に乾燥させるので、これくらいでも風圧できれいになります。

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冬場なので5分くらい(夏なら半分くらいでよい)ドライヤーを当てっぱなしにすると、こうなります。だいぶ平滑化されました。このようにベージュっぽく変色していれば導通する状態になっているはずです。テスターなどを当てて確認してみましょう。

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導通が確認できたら、今度はマスキングテープを剥がしていきます。根気よく貼ったぶん、根気よく剥がす必要がありまして、そっと剥がす作業を何十回も繰り返します。終わったらこの写真のような感じになります。

あとはいつもどおり組み立てて、動作確認が取れればオッケーです。電源を入れたり切ったりできるようになってよかった。

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