時計をApple WatchとHuawei Bandを使うよう切り替えたスマートウォッチ悲喜交々
睡眠トラッカー付きの時計としてHuawei Watch GT2を長く使ってきたのですが、iOS 14.5でApple WatchがあればマスクをしていてもFace IDをスキップしてiPhoneのロックを解除できるようになります。しかし、Apple Watchはせいぜい丸1日くらいしか動かないので、睡眠のトラッキングを重視すると選択肢に上りません。Huaweiの睡眠トラッカー『TruSleep 2.0』は非常に優秀で的確です。でも、iPhoneのロック解除もパスコードを1日に何度も入力したくない。
左右どちらの腕にも時計をつけるパターンとかいろいろ考えて、Huawei Watch GT2と同じTruSleep 2.0対応のHuawei Band 4を足首にでも巻いておけば睡眠をトラッキングしてくれるのではないかと思い付きました。このバンド、中古で2000円台とかなりお安く入手できるので、まず買って試してみて結果的にはうまく行きました。睡眠と心拍を常にトラッキングした状態でバッテリーが5日くらい持つのと、バンドをUSB-Aに直結して充電できる手軽さもポイント高いです。
Apple Watchはいろいろ種類があって迷ったのですが、38mmの小型なタイプがSeries 3までしか存在しないので、最終的にSeries 3のCellularモデルを選びました。アプリなどは特に何も入れず、iPhoneの通知がきちんと来てくれればそれでいいのでなんでもよかった。
最初に付属していたのがウーヴンナイロンのバンド(ここでは時計のベルトの意)だったので、Amazonで変換アダプタを買って、22mmの汎用バンドを取り付けられるようにしました。ちょうど手元に余っていた22mmの金属バンドを取り付けて、見た目のカスタマイズです。
セルラーモデルはデジタルクラウンのトップが赤いのが特徴です。なお、Apple Watch単独での通信には専用のeSIMプランが必要で、日本では楽天モバイル以外の3大メガキャリア(MNO)が付帯プランとして提供しています。ここのとこ、構成プロファイルインストールとかでどうにかなればいいのにね。
このeSIM、最近メガキャリアが揃って発表したahamo/povo/LINEMOといった格安プランでは付帯プランとして選べず、通信を使うことができません。いわゆる20GBプランでは使えないすごく不自由なeSIMなのでご注意ください。
Huaweiのバンドについてはそんなに触れるべきところがないのですが、ミラネーゼループの(交換)バンドを買って使っています。Amazonで1000円くらいで買えます。付け外しがかなり楽になるのですが、充電が切れる直前までつけっぱなしという感じなので、あんまり恩恵はないですね。
時計をこれまでより頻繁に充電することになるのと、Apple WatchはQiなどのワイヤレス充電ではなく専用の磁気充電方式なため、これまでQiだった充電台をQi*2+磁気*1のマルチタイプにすげ替えました。iPhoneとAirPodsとApple Watchを同時に充電できるというやつですね。
AndroidだとSmart Lockで顔認証をスキップすることができたりしますが、iOSは融通が利かないので時計ごと買い換えないとならなかったのがもどかしい。