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Samsung/KDDI Galaxy S21 5G SCG09/SM-G991J - Phantom Violet

Date.
2021-05-12
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auから出ている5G対応スマートフォン Galaxy S21の紫色を買いました。Galaxy S21 Ultra 5Gを買ったときにこれきっと小さいのも買うんだろうなと思ったのは当たりでした。端末とキャリアを指名で買ったというより、ドコモ回線の遅さにイラッと来てKDDIへポートインしたら選びたい端末がこれしかなかったというのが正しいです。

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日本版はSnapdragon 888/8GB RAM/256GB ROMという構成になっています。端末本体も純正ケースのProtective Standing CoverもロゴはGalaxy表記です。

ただ、ケースのほうは海外版とパーツが共通なので、差し替えたりできます。これはケースにストラップホールを開けてストラップとAirTagを取り付けた状態。AirTag便利なんすよ。でも、ケースに入れるときれいな紫色の本体はほぼ隠れてしまいます。

S21 Ultra 5GのときにS21ファミリについて書きたいことはだいたい書いてしまっているので、目新しいところを頑張って探したのですが、同一シリーズにそんなものがあるわけもなく。

なお、キャリアによるプリインストールのいわゆるブロートウェアは、そのほとんどがアンインストール対応です(ユーザーストレージに導入されています)。my auやauメール、au PAYくらいを残してほかは削除しました。

構成の変わったカメラ

Galaxy S21のカメラは、超広角と広角(標準)レンズがF2.0とF1.8の1200万画素、望遠レンズがF2.0の6400万画素という構成になっています。望遠がもっとも画素数が大きいというのはちょっと変わっています。そして感度が超広角より望遠レンズのほうが高いという逆転現象も起きています。

不思議なレンズ構成なのですが、これは望遠にちょっとしたからくりがあるからです。広角カメラは35mm判換算26mm相当で超広角は0.5倍なので13mm、そして望遠がなんと28mmなんですね。望遠は3xということになっているので78mmくらいじゃないとおかしい。そしてF値も暗くなるはず。

ここがからくりの部分で、2x (52mm)や3x (78mm)で撮ったときはどちらも1200万画素相当の画像が出てきます。そして、右端の設定から6400万画素を選ぶと28mm相当の画像が出てきます。

おわかりでしょうか。つまり、2xや3xのときは28mm相当の6400万画素から一部をクロップして、その倍率の画像を生み出しているわけ。ここがGalaxy S2xシリーズの望遠画像が荒れたりもせずきれいな理由です。感度も画素数も大きいセンサを使って、内部処理でこのようなことをしているわけです。だから、厳密に画角を評価しようとすると、長方形のものを撮ったときなどに本当の52mmや78mmの写真とは違いが出てきます。

動画を取る際にもこのあたりのからくりが活きてきます。Galaxy S21では8K動画が撮影できますが、これも6400万画素/28mmの望遠レンズ(もう言ってしまうと広角レンズの画角ですね)を使っているからこそ実現できる値です。

はい。つまり、普段から画素数の大きくそこそこ広角めの画像を撮りたい場合、6400万画素を選んでおけばよいということです。画素数だけでいえばハイエンドの一眼より高めか同程度ですからね。容量を抑えたい記録用写真のときだけ1200万画素で好きな倍率を選べばいいということ。ここだけ覚えておけば大丈夫。

──と、Galaxy S21 Ultra 5Gと比べた違いはこんなもんですかね。

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