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Samsung Galaxy Z Fold2 5G - SM-F916B

Date.
2021-06-12
Category.

Huawei Mate Xsのような、山折り型フォルダブルへの未練を断ち切るのがたいへんでした。意を決して谷折り型フォルダブルのGalaxy Z Fold2を買いました。Galaxy Z Flipが大きなトラブルもなく今までやってこれたわけなので、画面が大きくなっているZ Fold2もきっと大丈夫でしょう。

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携帯電話の画面が折りたためて結局のところどうなのかという点はよく聞かれ、Z Flipは普通のスマホサイズなので結構答えに窮するのですが、Z Fold2クラスになると小さめタブレットが折りたためるんだよという説明を付けることができるようになりました。ただ、それでも分厚さは感じるので、これがメジャーになるにはまだまだメーカー側の努力が必要そうです。

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2つ折りにした状態での画面下部に仮想キーボードを置くと、昔ながらの親指打ちテキストマシンの完成です。現代のHP 200LXですね。

純正のケブラー製のカバーケースはとてもよいのですが、折りたたんだ状態における表側の保護がまったく考えられていない(そっち側のパーツは付いていない)ので、Amazonで売っているような中華製ケースの半分だけ使うなどの工夫が必要です。このケースが割と難しくて、分厚いやつが多いのでサブディスプレイの操作がままならないものが数多くあります。2〜3種類試してよかったのがこれです。

使っているものによってはフィルムと干渉したりするので、微妙に位置をずらすなどの対応が必要なときもあります。

細かな調整とか

Lightroomを使うときに困ったことがあって、設定画面で画面のズームを最小値(LCD Density == 420)にしても画面のレイアウトが崩れてしまって実用的でなかったので、開発者向けオプションのUSBデバッグを有効にしてLCD Densityを256に設定しました。

$ adb shell wm density 256

これだとレイアウトもちょうどいい感じにまとまるので、Samsungは画面のズーム設定の値を見直すべきではないかと思いました。

あと、Galaxy Tab Sシリーズのように、開いた状態ではDeXが直接実行できるといいなと思いました。Samsungのスマホはかたくなに外付けディスプレイでしかDeXを許してくれない。

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折りたたんだ状態には大きく不満があって、外側のディスプレイはあんまり実用的ではないです。よそでは(初代Fold比で)使えるようになった! という感想が多いのですが、使えなかったものがとりあえずちょっとだけ使えるようになった、という程度なのが正しいです。こんなものは要らないからもっと薄くする努力をしてほしい。

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さて、開いた画面でゲームをしてどれくらい実用的かという話なのですが、これがまた難しい。ほぼ正方形のディスプレイになるので、PUBG MOBILEではボタン配置を下部に寄せるなどの配慮が必要ですし、ウマ娘のような縦画面前提のアプリだと大きくレイアウトが崩れますし、ブルーアーカイブのようなストラテジーだとまあちょうどいいし、みたいな。

Galaxy Z Fold3の姿がそろそろ見えてきている時期でもあり、Sペン対応などがささやかれていますが、うーん、これでペン使えたからといって便利かなあ、という微妙な気持ちがあります。筆圧が強い人のときに、このフレキシブルな樹脂が割れたりしないのかという。

でもまあ、薄くなったら買うと思いますし、薄くならなかったらLeica Leitz Phone 1を買おうかなというような気持ちです。つまり、全体の体験としては折りたためることは絶対的優位性を持っているわけではなかったです。

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