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KSC M4 magpul エディション GBB

Date.
2020-05-29
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KSCからリリースされているM4A1タイプのガスブローバックガン『M4 magpul エディション』を買いました。リリースが2013年と古いことから今回は入手できませんでしたが、本当は銃身の短いCQBシリーズのほうがよかったので、あとからパーツを購入して交換しています。

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M4A1をベースに、PMAG30タイプのマガジン、MOEハンドガード、MBUSバックアップサイト、アルミ合金製のカスタムレシーバー、一体型のMOE+グリップ、MOEカービンストック Mil-specなど、おおよそすべての外装がMAGPUL PTS製のカスタムパーツになっています。各所にMAGPULやPTSのロゴが入っていて、MAGPUL好きにはたまらない製品です。内蔵エンジンはSystem 7 ver.2で、インナーバレルは10インチ程度。

ところで、このモデルは台湾・KWA社の同銃をベースに、KSCがエンジンなどに手を入れたものとされています。また、現在は当時のライセンシーだったMAGPUL PTS社が解散しており、同様の銃を再生産することが非常に難しい状況のようです。MAGPUL PTS社のリリースしていたパーツ類は、MAGPUL自身がリリースしていたり新たに設立されたPTS社がリリースしていたりで、まちまちです。

アウターバレルが14.5インチのフルサイズで、室内での取り回しが非常に悪いので、先に述べたようにKSCの公式ストアから10.3インチのアウターバレルをパーツとして取り寄せました。

本体側フロント部の分解はハンドガード → コンペンセイター → フロントサイト → デルタリング → アウターバレルと順に外していくのですが、フロントサイト基部の2つのスプリングピンを抜くのに結構苦労しました。スプリングピンは挿抜方向が決まっているので、右からポンチなどを使って叩き出すのですが、これが非常に固くてプラスチックハンマーでは負けてしまい、4オンスのスチールハンマーを追加購入する羽目に遭いました。

日本では初速を法規内の値に落とさなければいけない関係上、インナーバレルが短いため、アウターバレルが10.3インチになってもはみ出たりしないので大丈夫です。つまり、14.5インチモデルでも10.3インチモデルでも、射撃性能は変わらないということになりますね。

組み立ては分解の逆の手順で大丈夫ですが、デルタリングのスプリングがめちゃくちゃ渋くて重いので、分解時と組み立て時の2回だけでも腕がやられそうになりました。

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ショートバレルになったので、現代のCQB装備っぽくアングルフォアグリップやそれに伴うアンダーマウントとしてMOE規格のL5レールセクション、そして右サイドにもL3レールセクションを付けてみました。レールセクションはどちらもMAGPUL社のポリマー製。グリップもMAGPUL社の純正『AFG-2』です。

MAGPUL社のアングルフォアグリップにはモデルAFGとモデルAFG-2の2種類あって、AFG-2はオリジナルのAFGよりサイズが一回り小さくなって装飾的なフィンが廃されるなど、設計がより合理化されています。また、フィンガーチャンネルが1段ありますが、これはモナカ構造になっているグリップ本体を分解して、チャンネルのないパーツと交換してフラットにすることができます。ぼくはフラットのほうが好みなので、そうしています。

こうしてPTSとMAGPULのパーツばかりで構成されたキメラが合成されたわけですが、PTS = Personal Training and Simulation の名のとおりトレーニングには最適な、とても合理的な銃が完成しました。

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M4A1には一家言ある人がたくさんいると思っていて、ぼくはいわゆるRIS/RASはあまり好きではないのですがレール自体は必要だと思っていて、最小限度のレールを好き勝手に取り付けられるMOE規格はそこに非常に具合よくはまります。また、実銃も放熱性能を無視した場合は14インチと10インチの射撃性能差はほぼないそうなので、ショートバレルも大歓迎です。オリジナルのM4A1が好きな人は発狂するタイプのカスタムだとは思います。

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