Windows 10 (Build 20161以降)で〝新しいスタートメニュー〟を有効にする方法
Microsoftが以前よりWindowsのDev channelにて行ってきたA/Bテストによる新しいスタートメニューが、Insider Preview Fast ringのビルドにもやってきました。デフォルトでは無効なので、これを有効にする方法をオープンソースのユーティリティを使って解説していきたいと思います。
新しいスタートメニューでは、アイコンが統一感のあるものに一新され、タイルの色もおとなしい方向に変更となりました。ライトテーマでもダークテーマでも美しく表示されることを目指して実装が進められています。
ぼく自身は、ビルド20161で新しいスタートメニューと言われてもピンとこなかったのですが、それは密かにA/Bテストで選出され、選考して利用できていたからのようです。このスタートメニューは次期Windows 10のメジャーリリース時に有効となる方向であると聞き及んでいます。
さて、MicrosoftではこのほかにもA/Bテスト方式で新機能の実証を進めておりまして、選出されなくてもこのフィーチャーを有効にするためのツールがオープンソースで開発されています。
『ViveTool』と呼ばれるツールをリリースページからダウンロードすると、2つのファイルが入っています。これを適度なフォルダに展開して、管理者権限のWindows Powershellから呼び出します。Windows-Xキーで設定メニューを呼び出して管理者権限のPowershellを実行するのが簡単だと思います。
> C:\Users\__User__\Desktop\ViveTool.exe addconfig 23615618 2
デスクトップに展開した場合は User のところを適切に読み替えて、上記のようにコマンドを実行すればOKです。Windowsの再起動後に、新しいスタートメニューに切り替わります。
ほんの少しですが、UIがこれまでと変化します。ぼくの使っているアプリだとSlackがまだ対応していなくて、ひとつだけどでかく目立つアイコンになっています。早く対応してくれるとよいですね。