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米国製の電子たばこ関連商品が輸入できなくなった、その代替

Date.
2021-04-12
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米国政府から米国税関への通達により、米国では3月25日をもって米国製の電子たばこ関連商品の輸出・中国製の電子たばこ関連商品の輸入ができなくなりました。ぼくが使っていたPricePoint NYからの通達は以下です。

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ここでは米国からの輸出ができなくなったということが主旨になっていますが、米国政府の企図としては安価な中国製オーセンティック製品やクローン商品の濫用によって、米国企業の電子たばこデバイスが売れなくなることを危惧しているのだと思います。

日本人である我々にとってどんな影響があったかというと、つまりはJUULのような米国製の優れた電子たばこデバイス本体とカートリッジなどの消耗品が日本へ個人輸入できなくなったということです。米国産の電子たばこを愛用する喫煙者にとっては死を意味します。

これは一連の米中貿易摩擦による影響のひとつではありますが、それにしても無関係な第三国を巻き込んでの紛争に持ち込まないでほしい。

ぼくは電子たばこデバイスのJUULもそうですし、VapeリキッドのSCREWBACCOもそうですし、どちらにしても米国製の電子たばこ関連商品を長い間に渡って愛用してきました。しかし、米国の強硬策によって打つ手がなくなってしまいました。

たばこを吸うという行為そのものは立派な薬品中毒なのであって、禁煙治療という医薬に頼る道もあります。しかし、我々の大半は嗜好品として喫煙する行為そのものを楽しんでいます。ですから、治療すれば治るものではありません(長期的視点で見て、喫煙再開がどれだけ多いかという話ですよ)。

ぼく自身はどうするかというと、嗅ぎたばこに逃げることにしました。

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JT久々の無煙たばこシリーズ〝ZERO STYLE〟からの『SNUS』(スヌース)という嗅ぎたばこ製品です。このシリーズ、実は電子たばこシリーズの〝ploom〟より前からあるんですよ(10年くらい空いて久々の新製品ですが)。

どう使うのかというと、中に〝お茶パック〟のミニチュアみたいなものが入っていますので、それを舌下や歯と頬の間に入れておいて、染み出てくるたばこ成分を飲み込むことでニコチンを摂取するというものです。火や機械を通すわけではないので、当然ながら煙や水蒸気の類いは発生しません。

体験できるのは、じんわりと効いてくる、急激でないニコチンの効果です。ニコチンパッチなどに似ていると思います。唾液でパック内のたばこ葉からニコチンを染み出させているわけですから当然なのですが。

日本製ではなくスウェーデン製とあるのでOEM製品なのだとは思いますが、切り替えざるを得なくなった以上はこの製品の生命が長く続いてほしい。なお、〝スヌース〟というのは商標名ではなく、スウェーデンのたばこ文化のひとつとしての単語です。

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