Apple iPad mini (2021, 6th gen.) Wi-Fi+Cellular
皆さんは先の9月15日のApple Event Keynoteをご覧になりましたか? たくさんの、非常に多くのプロダクトが発表されましたが、筆者は今回の大本命は、初代からほとんど手を加えられてこなかったiPad miniの大変革だと感じました。
フルビューディスプレイ、TouchIDとUSB-C、そしてApple Pencil (2nd gen.)への対応と、まるでiPad Air (4th gen.)をぎゅっと凝縮したような佇まいに最新のApple A15プロセッサが搭載されていて、変わらなかった部分を探すほうが難しいくらいです。
今回はau版、256GBのスターライトというカラーを選びました。Apple/量販店モデルに次いでお安い98,000円弱の価格設定です。ちなみに、最初からSIMロックはかかっていません。果たして、キャリアから買う意味は何でしょうね。
auだと親回線(段階制プランでも可)に税込1,100円でデータシェアを組めるので、月額コストはそれほど上昇しません。Apple Watchをぶら下げるのが同じく550円なので、月1,650円でAppleの最新通信技術を堪能することができます。
ケースとフィルムが市場に不足していて、ケースはApple Marunouchiに在庫があったブラックのSmart Folio、フィルムはAmazonで買いました。ケースは色の選択肢がなく、フィルムはガラスでアンチグレアのものが出ていないので、つなぎのつもりです。
キーボードは引き続きmokiboを使っています。mokibo スマートカバーがスタンド代わりに変形するので、そこに載せるとわりといい感じに使えます。iPad本体が小さいので、純正Smart Folioだと立てておくのがちょっと不安定。
ペンがApple Pencil (2nd gen.)になったことで、本体へマグネット吸着で充電できるようになりました。第1世代のペンにまつわるいろいろな不便が解消しています。書き味もiPad Pro/Airと遜色ありません。
Apple A15プロセッサはメニーコアのSoCなので、Lightroomなどのようなグラフィック処理が得意です。ここに関してはM1 iPad Proより快適かもしれない。GPUを多用するゲーミングでも強いはずです。
iPadに限らず街中でも頻繁に5G表示を目にするようになったので、5Gネットワークのレスポンスの速さも活きて、さくさく動くマシンに仕上がっています。このサイズで不自由なくいろんなクリエイティビティを発揮できるのは本当に強い。
ともかく、これまでXperia Z3 Tablet Compact以来なかなか出てこなかったハイエンドの8インチタブレットの再来で、文句なしに買いの端末だと思います。