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昨年ベストバイのPixel 6 Proを売る、そしてジャンクのXperia 1 IIを買う

Date.
2022-01-13
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これを超えるスマホカメラは年単位で当面出てこないだろうと半ば確信していたPixel 6 Proを手放しました。

主な理由としては、Google純正SoCであるTensorではゲームの動作に問題が多すぎたという点がかなり大きいです。Fate/GOReal Racing 3アズールレーンウチ姫などを代表格に、ゲームエンジンがCliwareやUnreal、Unityなど問わずゲーム起動直後にブラックアウトしたりして、起動すらままならないものが結構な割合で複数ありました。

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フラッグシップXperiaのII系(以降)に買い換えようというのは、買い換えを決意した時点で決めていて、売りっぱなしでは申し訳ないという気持ちと、たまたまAランク美品(に見えた)のXperia 1 II (ドコモ SO-51A)が置いてあったので、いつもよくしてくださっているお店の方に「(Pixelを売って)在庫のXperiaを買うので差額のお小遣いぶんだけください!」という無茶なお願いをして、快く受けていただけました。

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実機を拝見していくと、電源ボタン周りにフレームの破断があり、ついでにちょっと指紋認証が不安定という状態でした。Xperiaはよく曲がるので、もしかしてと思って平らな面に置いてみると、往年の名機 LG G Flexばりに曲がっていました(笑)。ジーンズの尻ポケットなどに入れていると、実際よく曲がるんですXperia。他の動作には問題なさそうですし、判定も○なので突如使えなくなることもなさそう。

しかしまあこれはさすがにAランクではないですねー、という話になり、上のほうの方と掛け合っていただいた結果、Jランクとして売っていただけることになったので、「これはXperia 1 II Flexという機種でしたよね」ということで買い上げました。いつもよくしていただいて本当にありがとうございます

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曲がったXperiaは高剛性で高張力なケースに入れていれば徐々にほぼ平らに戻りますので、DeFFのケブラーカーボンケース『DURO for Xperia 1 II』の在庫を探しまして、買いました。DeFFさんは新機種が出るとすぐ旧機種用の生産をやめてしまうので、探すのは大変でした。

Xperiaはもう1も5もIIIが出ているので、ここから先は最先端のフラッグシップではこれよりもっとすごいんだぞということを中心に書いていきます。

Pixelではうんともすんとも動かなかった『原神』を入れてみると、非常に美麗な4K60fpsのグラフィックが長時間そんなに発熱もせず堪能できて、くどいようですけどプロeスポーツチームであるSCARZ監修の携帯電話であることを実感します。これね、ぶっちゃけBlackSharkとかROG Phoneではものすごい発熱になるんですよ。充電止まったりするし。Xperia 1がただ縦長いだけのゴミカスだったのに比べて、第三者の監修が入るだけでもこんなにまともになるんだという気持ちがあります。

カメラスマホ(優秀)からカメラスマホ(劣悪)に買い換えるということ

で、Xperiaはゴミのようなカメラであることでも定評があるのですが、カメラの評価をしていきましょうか……。

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  • Camera app: 24mm (clop) 1/60sec, F1.7 ISO 200

標準カメラは相変わらず塗り絵にノイズを複数走らせたような、Xperia独特の写真を吐き出してきます。ここ、ソニーのαチームの監修が入ってもあんまりまともにならなかった部分。ちなみにIIIでも同じ系統です。

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  • RAW (Lightroom edit): 24mm (clop) 1/50sec, F1.7 ISO 417

なので、RAWで撮りましょう。これはRAWで撮ってLightroomで現像した作例です。情報量の違いが分かるでしょうか。

RAWを撮るには標準で入っているCamera Proか、Google Camera mod (GCam mod)を使うとよいです。とっつきやすいインタフェースなのは後者で、αを使っている人なら前者でも全然行けることでしょう。

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  • Gcam mod (8.1.101345618084 (A9_GV1y)): 24mm (clop) 1/60sec, F1.7 ISO 250

GCam modはBSGさんのmodを使うと、ソニー向けの最適化も入っていて安定して動作します。そして、何より邪魔なシャッター音も消すことができます。

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  • RAW (Original): 24mm (clop) 1/50sec, F1.7 ISO 417

これはRAWで撮って未現像の状態です。RAWに関しては、撮影素子が受け止めた光の情報をそのまま記録しているわけで、現像次第でいくらでも化けるので、Adobe Lightroomに課金してください。ぼくから言えることはそれだけです。

実際のところ、インターネットを見渡すとZeiss T*ロゴが入っているのでZeissカメラだ! というレビューが乱立しているのですが、Xperia 1 II/IIIのカメラはソニーのレンズでして、カバーガラスにZeiss T*コーティングが施されているだけです。ZeissのレンズになるのはXperia PRO-IのZeiss Tessorレンズです。Zeissロゴに騙されないようにしましょう。

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