Lenovo ThinkPad X1 Tablet Gen 2 - 20JCA016JP
Surface Proが壊れたことでWindowsが動作するモダンなPCがなくなってしまったので、中古でThinkPadを買いました。なぜX1 Tabletなのかというと、英字配列キーボードをすでに持っていたからです(昔eBayで買いました)。
表側から見ると、単に小型のThinkPadです。SIMロックのないWWANモジュールが内蔵されていて、Always Connected PCであることが特徴なくらいです。
裏側から見るとからくりがあって、Surfaceとは逆方向に開くヒンジがありまして、これで打鍵時の本体を支えます。ここにSIMスロットやmicroSDスロットがあるのはSurfaceと一緒ですが、ギミックがちょっとだけ違います。
なぜこんな形状をしているのかというと、本体下部にPOGOピンが出ており、ここにプレゼンターモジュール(LEDプロジェクター)や増設バッテリーモジュールをくっつけることができるからです。
給電・充電はUSB-C PDで45W以上のものを使います。USB-C 3.1 Gen 2なのでUSB-CのVideo Outももちろん使えますが、ポートとしてはminiDPもあってそちらからも画面を出力することができます。どちらでも4K出力が可能です。また、USB-Aも1基あるので、昔ながらのUSBメモリなども使えます。
画面が12インチの2K(2160x1440px)なのでFHDな他社よりは広めですが、13インチのSurfaceと比べると負けます。Wacom feel ITなデジタイザなので、2048段階のペン入力にも対応可能です。本体の体積としてはSurfaceとそんな変わらないのですが。
と、異形のThinkPadではあるのですが、キーボードの打鍵感などはクラシックThinkPad然としており、板のしなる感覚が分かるSurfaceとは比べものにならないほどの打ちやすさがあります。指紋認証モジュールが対面右中央なのがちょっと不便かな? というのはありますが、これはピュアタブレットにもなるわけなので仕方ないですね。