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RICOH/PENTAX Q

Date.
2021-08-08
Category.

ペンタックスの1/2.3型センサな超小型ミラーレス一眼カメラ、『PENTAX Q』を買いました。現状品ということで交換レンズ02 (スタンダードズーム)もついて6500円。2010年のプロダクトですが、まだ周辺機器が一部入手できました。

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買い足したガラスフィルム(Canon EOS 1DX用がぴったり合いました)が3000円、ソニーのZeiss T*コートな40.5mm用のMCプロテクターが5000円、交換レンズ01 (標準角)が9000円、01/02両対応の純正レンズフードが3000円、peak designのARCAクイックレリースプレートが3000円ですから、あとから買い足した周辺機器のほうが高いですね。

非常にオールドスタイルなカメラでして、今でいえばNikon Z fcなどと思想が似ているカメラです。ざっくり表現するとダイヤルでいろいろできるやつ。本体サイズが非常に小さいので、peak designの『cuff』や『capture』などで吊り下げてもほぼ重量感を感じません。ぎゅっと詰まったガジェット感が強いカメラです。

LightroomにRAWデータを持って行くとびっくりするぐらい歪曲収差があったりするのですが、カメラ側がこれを補正することができていて、JPEGデータではきれいな直線が描写できます。そして、豊富なフィルタ類が用意されていて、交換レンズ01/02ではレンズにNDフィルタが内蔵されていてON/OFFできたりと、多機能です。今思えばコンデジからのステップアップを狙ったものだったのでしょうね。

2021年に考えると、一般的なスマホのセンササイズが同じ1/2.3インチくらいありますから、単純な描写能力で考えるとスマホのほうが上だと思います。交換レンズの展開があるので、撮れる画角が広がるというのがもっとも大きな魅力となるでしょう。

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交換レンズ01は、35mm判換算47mm相当の標準角レンズです。50mm付近の標準角は激戦区でもあり、写りはシャープです。F値1.9と割と明るめのレンズですが、解放よりも若干絞ったほうが描写能力をフルに生かせる感じがあります。

交換レンズ02は、35mm判換算27.5~83mm相当の標準ズームレンズです。F値2.8-4.5と、能力的にも標準的です。換算83~249mm (全域F2.8)となる、交換レンズ06と併用するのがスペック的にもよいと思います。

これらを含んで計8本の純正交換レンズがリリースされていますので、公式のシステム展開図を見るとよいでしょう。

マニュアルモードを使うことが多い人間なので、プレビュー画面でのイメージ確認は割と重要なのですが、このカメラの場合はαなどと違って、撮る前にグリーンの●ボタンを押してあげないとプレビューが各種設定値を反映した正しいものになりません。プレビュー画面でOKと思ってシャッターボタンを押すと、シャッタースピードや感度設定が全然合っていない、ということが起こりえます。気をつけましょう。

その点さえクリアすれば、センササイズ並みの写真を撮ることができます。特に画質が悪いとかそういうことは感じなかったです。RAWだけで撮影できればよりよかったですね(RAW+JPEGまでしか選べない)。

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